希少価値が高ければ金貨買取の価格は額面を超える事も

物の買取価格は、額面が意識される事もあります。金貨もその1つです。
金貨には、必ずと言って良いほど額面が刻印されています。
3ポンドや1圓などと刻印されていて、たまに「額面以上になる可能性は低い」と言われる事もあるのです。
3ポンドのコインであれば、買取価格は3ポンドを超える確率は低いと言われる事もあります。

しかし実際に鑑定を受けてみますと、額面以上になるケースもよくあります。
現に過去には、金貨買取のお店で額面以上になった実例があるのです。
ある金貨買取のお店に対して、イギリスで発行されたコインが提示された実例があるのです。
額面は3ポンドでした。現在の為替レートで計算すれば、高くても450円程度にとどまる筈ではあります。

しかし上記の金貨買取のお店では、実に26万円台で取引が成立していました。
その理由は2つあります。
まず1つ目は希少価値の高さです。
そのイギリスの金貨は、現在ではほとんど流通していません。
金貨を販売しているお店でも、なかなか見かけないのです。
それだけにお店としても価値が高いと評価し、上記のような価格になりました。
珍しい金貨であれば、それぐらいの価格になる事も実際あるのです。
もう1つの理由は、保管状態が比較的良好だったからです。
いくら希少価値が高い金貨でも、あまり状態が良くなければ買取価格も低めになってしまう傾向があります。
しかし上記の金貨は、色々な付属物も付いていましたし、かなり状態が良かったのです。
つまり価値が高いと判断されれば、金貨買取の価格が額面以上になるケースもあるのです。
不要な金貨があるなら、額面だけで判断せずにお店で鑑定を受けてみると良いでしょう。